「私たちの仕事、いい仕事だとは思うんだけど、お客様には伝わりにくいんだよね」
もしあなたがそう感じているなら、少しだけ時間をください。
これは、あるイベントの裏側を記録したドキュメンタリーの話ですが、「あなたの会社の埋もれた価値」をどうやって世に届けるかという話でもあります。
プロジェクト概要
今回、ツナグFILMが密着したのは、日本最大級の屋外犬イベント『犬市場』を運営する「WAN’S team」の皆様。完成した動画を見て、多くの人が「感動した」と言ってくれました。
しかし、私たちが撮りたかったのは、イベント当日の賑わいや、楽しそうな笑顔だけではありません。本当に伝えたかったのは、35℃を超える猛暑の中で流された、誰にも見られない”汗の物語”です。
「誰にでもできる仕事」なら、代わりはいくらでもいる。
愛知県岡崎市、乙川河川敷。地面からの熱気が容赦なく体力を奪う中、彼らはそこにいました。
これほど大きなイベントなら、設営は業者に任せるのが「賢いやり方」かもしれません。しかし、彼らは自分たちの手で杭を打ち、広大な敷地の測量をし、大型ドッグプールを組み立て、看板を立てていました。
1日かけてこだわりのフォトスポットを作り上げる姿は、効率とは無縁の世界です。
なぜ、そこまでするのか?インタビューで返ってきたのは、あまりにも真っ直ぐな言葉でした。
「ただの買い物イベントにしたくない。愛犬との最高の思い出を作ってほしいから」
「ここから、犬に優しい街づくりを広げていきたいんです」
彼らが作っていたのは、ただのイベント会場ではありませんでした。「行政と連携して観光地を増やしたい」「犬と一緒に入れる店を増やしたい」という、未来の文化を作っていたのです。
その想いは、業者に丸投げして作られた綺麗なテントには宿りません。メンバー自身が汗だくになって打ち込んだ杭の一本一本にこそ、お客様を惹きつける熱量が宿るのです。
一番心が震えたのは、誰も見ていない「去り際」だった。
撮影中、私がどうしてもカメラを外せなかった瞬間があります。それはイベントが終わり、出店者の方々が帰路につくときのこと。
疲れ果てているはずの主催者メンバーが、搬出する車一台一台に向かって、深々と頭を下げ、手を振ってお見送りをしていました。「出店してくれてありがとう」「また次もお願いします」そんな感謝と敬意が、言葉だけでなく行動から溢れ出ていました。
これこそが、WAN’S teamの正体です。
このシーンは、イベントに遊びに来たお客様の目には触れません。ですが、この「見えない誠実さ」こそが、日本最大級のイベントを支える信頼の根源なのです。私たちは、その一瞬を逃さずに映像に残しました。
このドキュメンタリーには、効率化を捨ててでも、伝えるべき熱量が詰まっています。ぜひご覧ください。
あなたの会社の「見えない価値」、埋もれさせていませんか?
さて、ここで少し視点をあなたに戻しましょう。
あなたの会社にも、これと同じような「語られていない物語」がありませんか?
- 商品そのものよりも、開発にかける情熱のほうがすごいのに。
- 社員たちはこんなに素晴らしい対応をしているのに、外からは見えない。
- 理念は立派だけど、業務の性質上、お客様には伝わりづらい。
「うちは地味な仕事だから」「特別なことなんてしてないから」そうやって謙遜して、せっかくの価値を隠してしまうのは、あまりにも大きな損失です。
今は、誰でもスマホで綺麗な動画が撮れる時代です。だからこそ、表面上の美しさにはもう価値がありません。お客様が最後に「この会社を選びたい」と心を動かすのは、その裏側にある「泥臭い努力」や「人間臭い想い」に触れたときだけです。
「理念」を「映像」にする覚悟がある方へ。
もしあなたが、「とりあえず見栄えの良い動画を作って、安く済ませたい」とお考えなら、私たちはお役に立てません。
しかし、もしあなたが、
「言葉だけでは伝わらない、社員の頑張りを形にしたい」
「自社の本当の良さがどこにあるのか、第三者の視点で掘り起こしてほしい」
そう願うなら、ツナグFILMにご相談ください。私たちは、あなたの会社に潜入し、あなた自身さえ気づいていない「輝きの瞬間」を見つけ出します。
WAN’S teamの皆様が、炎天下で杭を打ち、笑顔で手を振ったように。あなたのビジネスにも、必ず「誰かの心を震わせる物語」があるはずです。
それを「ただの日常」として流してしまうか、未来のお客様を呼ぶ「最強の資産」に変えるか。
選ぶのは、あなたです。まずは一度、その熱い想いを聞かせてもらえませんか?
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