撮影期間: 3ヶ月
映像尺: 1時間13分
プロジェクト概要
愛知県岡崎市の老舗太鼓店「三浦太鼓店」が手がける、直径3.1メートルの巨大和太鼓「出世大太鼓」の製作過程を3ヶ月にわたり密着撮影。日本全国で「作れない」と断られ続けた太鼓に挑む職人たちの姿を記録した、本格ドキュメンタリー映像です。
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この動画の見どころ
1. 重さ1トンの牛革5頭分を手縫いで繋ぐ職人技
巨大な牛革を機械を使わず、すべて手作業で縫い合わせていく圧巻のシーン。縫い目が打面に出ないよう、ミリ単位の精密な調整を行う職人の技術が光ります。
2. 何度も繰り返される「やり直し」の決断
完璧を求めて、1日に3回もゼロからやり直す場面。「もっと良いものを作りたい」という職人の妥協なき姿勢に心を打たれます。
3. 職人たちの一体感と掛け声
青森から駆けつけた依頼主も加わり、チーム全体で声を掛け合いながら作業する姿。青森ねぶた祭の掛け声「ラッセラー!」が工房に響き渡る瞬間は必見です。
4. 3ヶ月の挑戦の末、青森で響く太鼓の音
完成した太鼓が青森ねぶた祭で力強く鳴り響くラストシーン。職人たちの誇りと喜びが伝わる感動のフィナーレ。
5. 六代目の想いを語るインタビュー
「私以外に誰ができる?誰もいない。こんなに幸せな仕事はない」—— 伝統を継承する職人の覚悟と誇りが心に響きます。